「 月別アーカイブ：2019年09月 」 一覧

バダジェフスカには祈りとか心の中の思いを表現した作品が多いです。 そういう意味で、この曲は異色かもしれません。 自然風景を音楽で表しています。 鳥のさえずりを聴いているかのような軽やかな曲想が心地よい …

「乙女の祈り」の作曲者、バダジェフスカの作品には「乙女」や「祈り」がタイトルにつけられたものが多いです。 単に乙女の祈りの次を狙ったものがあるのかもしれません。 しかし、この「母の祈り」は晩年の作品と …

これはバダジェフスカとしては異色の作品かもしれません。 楽しさに満ちた曲です。 タイトルにあるように鐘が美しく鳴り響いているのが目に浮かびます。 きらびやかに鐘が鳴ります。 華麗に鳴り続けます。 聴い …

前奏部分を聴いていると、本当に何かを誓っているなということが感じられます。 その後、変奏を繰り返しながら、誓いがより明確になっていきます。 さらに盛り上がって誓いを実行するという感じでしょうか。 乙女 …

これはおそらくバダジェフスカ後期の作品だと思われます。 基本３和音だけで構成される作品が多い一方、この曲はさまざまな和音が駆使されています。 作曲技法が格段に進歩しています。 心地よいサロン風のピアノ …

まず前奏部分が美しいです。 心地よい夢のはじまりという感じです。 本編が始まると、ユラユラと気持ちよく揺らされるような気持ちよい音楽の世界が展開されます。 夢の中で流れているかのような音楽です。 &n …

マズルカということで、バダジェフスカがポーランドの作曲家だと実感する曲です。 悲しげな雰囲気ではじまります。 ムードたっぷりの音楽です。 と思いきや、突然激しく盛り上がる一面もあります。 美しいだけで …

この曲は、バダジェフスカの作品の中でも最もシンプルな作品かもしれません。 基本的に３和音で構成されてます。 バダジェフスカの曲というと、左右の手を交互して弾くフレーズが現れるのが特徴ですが、この曲には …

ショパンの練習曲にも同一タイトルの曲があります。 どちらかが真似したのか？偶然なのかはわかりません。 バダジェフスカのエオリアン・ハープのほうが規模の大きなものとなっています。 ハープを意識した分散和 …

バダジェフスカはポーランドの作曲家です。 同じ国のショパンを思わせるような作品となっています。 ポロネーズ風の舞曲が登場するあたり、バダジェフスカはポーランドの作曲家なんだな～とこの曲を聴いて納得させ …