手を交差するとかっこいい
バダジェフスカのピアノ曲の特徴の一つに手を交差する奏法があるということがあげられるでしょう。
「乙女の祈り」を弾かれたことのある方が多いと思いますが、手を交差すると、難しい曲を演奏しているかのように見えてしまいます。
かっこよく見えるわけです。
手を交差する奏法が出てくるのは「乙女の祈り」以外にもあります。
バダジェフスカのピアノ曲では「乙女の祈り第2番」、「天使の夢」、「叶えられた祈り」などがあげられます。
私は以前「田舎小屋の思い出」という曲を練習していたことがあります。
しかし、バダジェフスカのこの曲には、手を交差するフレーズは出てきませんでした。
手を交差しないと物足りない
私は思いました。
せっかくバダジェフスカの曲を弾いているのに手を交差しないなんて物足りない。
そこで考えました。
途中に手を交差する曲を作って挿入しよう!
先生に相談したら、それはいいアイデアだとおっしゃっていただきました。
発表会でも手を交差するフレーズを挿入した形で演奏しました。
まぁ、おそらくは誰も知らない曲でしょうから、勝手に作ったフレーズを入れたとは気づかれてないでしょう。