これはおそらくバダジェフスカ後期の作品だと思われます。
基本3和音だけで構成される作品が多い一方、この曲はさまざまな和音が駆使されています。
作曲技法が格段に進歩しています。
心地よいサロン風のピアノ曲というイメージが強いバダジェフスカです。
ですが、この希望という作品は、そんなイメージを払拭します。
オーケストラに編曲すると、迫力があるだろうなというくらい盛り上がりがすごい曲です。
しかし、派手な曲ではありません。
情感あふれる美しいメロディーが魅力の曲でもあります。
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